初心者がゴルフの練習をしていると、「教え魔」に出くわす可能性があります。
特に女性が一人で練習していると、頼んでもないのに練習場の主(ぬし)がいきなり教え始めることはよくあります。
ごく稀に有益なアドバイスをくれる人もいますが、大半は求めていない余計な情報を押し付けてきたりして時間を奪われることになります。
かつては私も練習場で教え魔に遭遇したことがありました。
教え魔に遭遇したらどうしたらよいのでしょうか?
やんわりとキッパリ断ろう
教え魔が「知らない人」の場合は、はっきりキッパリお断りしましょう。
といっても「聞いてもいないのに余計なこと言わないでください!」なんて言えないと思いますし、角が立つのでやんわりと断るといいです。
例えば
・一つのことに集中したいです。ご指導ありがたいですが頭が混乱するので結構です。
・ありがとうございます。でもレッスンを受けているのでお気遣いなく。(レッスンを受けていなくても、コーチがいると思わせましょう。噓も方便です。)
など。
感謝の気持ちを添えつつ、心の中では「どっか行けコノヤロー」と思いながら(笑)笑顔で断りましょう。
知り合いが教え魔の場合は、聞き流す技術も必要
友達の友達、ゴルフ仲間の知り合い、練習場やコースでの顔見知りなど。知らないわけではない関係性の人が教え魔の場合もあります。
もちろん断ってもいいのですが、今後の付き合いもあったりでなかなか言い出しづらいこともあると思います。
そんな時は、話を聞き流しながら立ち去るのを待つしかないです。
時には練習を中断して、ドリンクを飲んだり休憩するふりをして世間話に持ち込むのも一つの方法です。
他にも教え魔対策あり
・練習は男性と一緒に行く
男性と一緒だと話しかけてくる確率はぐっと減ります。ただ、男性が席を外した隙にさっと寄ってくるつわものもいるので注意が必要です。
・席を変更する
練習場の主はだいたいいつも同じ辺りの打席にいます。ほかの打席が空いていたらフロントに申し出て離れた席に移動させてもらいましょう。
・練習場に言う
あまりにもしつこい教え魔はその練習場にとってもあまり喜ばしい存在ではありません。常連さんとしてありがたい反面、周りのお客様が不快な思いをするのは嫌ですよね。なので自分だけでなんとかしようとせずにスタッフに相談して第三者からひとこと言ってもらうのも一つの方法です。
・プレートを付ける
これは関西方面のある練習場が取り組んでいることらしいのですが、打席の後ろにある椅子の背もたれに張り紙を付けているそうです。画像はありますが許可をもらっていないので掲載は控えます。
かわいいイラストとともに
「集中しています 後ろに立ったり声をかけないでください」
「sorry・・・話しかけないでください」
「sorry・・・今日は一人で練習したいです」
など、周りにわかるように取り付けてあるそうです。
かわいいイラストっていうのがポイントですね。このような取り組みをしてくれる練習場は通いやすいですよね。
・練習場を変える
教え魔がいないところに逃げましょう!
FineGraphicsさんによる写真ACからの写真
教え魔はなぜ教えたがるのか
女性に対して教える教え魔が多いですが、もちろん男性に対しても初心者を見かけたら教え始める人はいます。
「初心者に教えてあげたくなる」というだけの理由ならまだマシですが・・・。
「自分の持っている知識を披露する絶好の機会だ」ととらえたり、「認められたい・褒められたい」「自分は何でも知っている。すごいでしょ」という承認欲求を満たすために教え始めてしまうパターンもあります。
そして、教えた初心者がいつしか上手くなっていくと「オレが教えてやったんだ」と自慢し始めることもしばしば。
教え魔が言ってることは正しいのか?
ゴルフを教えるプロたちは、その人に合った教え方をします。ゴルフ歴や体格、目的や練習頻度などを考えて順を追って教えることが多いです。
一方、教え魔は
正しいことを言ってる可能性はあるけれど、雑誌などで得た知識など自分の持っている知識をすべてぶつけてくるので、教えられたほうは頭が混乱してしまいます。
頼まれていないのに教えるというのが一番の問題です。教え魔もきっと悪気はないのでしょうが、ありがた迷惑でしかありませんよね。
まとめ
教え魔に遭遇したら、
・断る
・かわす、聞き流す
・逃げる
・話しかけられないような工夫をする
このような方法で練習環境を整えて上達を目指しましょう!
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